スリランカ

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”光輝く島”

スリランカについて書いている本のどこかにあったこの言葉。

上手いこと名づけたもんだ。
これが、空港を降りてすぐに感じて、旅の間もずっと変わらなかった感想。
お正月の慌ただしさも落ちついた1月半ばから、真冬の日本を抜け出して3週間、常夏のスリランカへ行ってきました。

飛行機を降りる直前に目に飛び込んできた一面のヤシの木に降り注ぐ、暑いんだけどギラギラ照りつけるというよりも、木や山や海をキラキラと輝かせている。そして人々の笑顔も屈託無く輝いている。それでいて、穏やか。そんな印象。

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街中を歩くと、まだまだ整備されきってない道路を走る車からの排気ガスやら土ぼこりやらで鼻の穴が黒くなるけど、少し郊外へでてみると、気持ちのいい青空の元でのびのびと好きなだけ広がっている植物たち。

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ノアの箱舟のように、小さな島にいろんなものがギッシリつまってる。
この国を語るには私の語彙力が足りないけど、一言でいうならそんな感じだろうか。

個人的に印象に残ったことをいくつか整理してみた。

◎自然がスゴイ
本当に美しい。特に気にいったのはHoton Plains National Park。World Endとよばれる断崖絶壁の眺めもすごかったけど、早朝6時に視界いっぱいに広がる薄霧の幻想的な世界の中で跳ね回る野生動物たちや、朝露でしずくのお花のようなキラキラをくっつけている野草たち。 Lord of the ringの世界にいるのかと思うくらい、ここだけ違う時間が流れている感覚。

約9kmのハイキングをしているうちに一面が晴れて暑いくらいになったけど、朝11時くらいには霧に覆われて何も見えなくなることが多くなるらしく、朝早い時間にだけに見れる特別な風景。

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そしてこの高山エリア一面に延々と広がる茶畑。静岡の茶畑を見たことはないんやけど、これにはかなわんやろーなー。さすがお茶王国。ローカルな売店からレストランまで、いただくお茶はどこも絶品でございました。

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その茶畑の隙間、山の至るところから溢れるように水が湧き出ていて、そこで洗濯したり水浴びしたりしてる光景をみるたびに豊かさを感じた。

◎野生動物が超身近
サルやリスが庭にいるのはもう当然の話のようで、さらにイグアナが出没したり、ホタルが部屋の中で舞い始めたときは もう大興奮。
そして一番見たかった光景、「象さんが町中を普通に歩く」のを通り越して「水浴びしてる」のを見たときには、もぅぅぅぅ!!

至福の時でございました。

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◎Sri Pada (Adams Peak)
朝日を頂上からみるため、宿を2時半に出発して登り始める。富士山と金比羅参りを足して割ったイメージを想像してたけど、ここは「巡礼」。真っ暗な空の中に浮かぶ、頂上へと導く灯りの道。よくまぁ作ったもんや、てくらい急斜面に作られた階段を、一段ずつ慎重に上がる。

意外にも早く着いてしまったおかげで寒さに震えながら日の出を待つ。周りからは人々の唱えるお経が聴こえる。うっすら空が明るくなり始めると、お参りのドラムが鳴り始める。

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そして出てきたのはなんと、霧の中から。ぽっかりと浮かぶ、朝日。

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◎人が優しくてフレンドリー。

びっくりするくらい、 Hello!!! と声をかけまくられる。初めは物を売りつけられるんちゃうかと警戒してたけど、次第にそれがただ人懐っこいだけだと分かる。(時々不意に、満面の笑顔で”Money?”て聞かれるから油断はできんけど。笑。

 私たちを追いかけてきては、振り向くと キャー!!!!といって笑いながら全力疾走して遊んでいる女の子たち

私たちを追いかけてきては、振り向くと キャー!!!!といって笑いながら全力疾走して遊んでいる女の子たち

◎カレーが、どこで食べても本当に上手い。

まずいカレーを作ることはもはやこの国では不可能なんちゃうか、て思うくらい、ちょっといいレストランからハエがぶんぶんしてる地元の食堂まで、どこで食べてもカレーはホントに外れがなかった。あまりにもおいしいのでスリランカカレーのお料理レッスンに参加。がんばって日本で再現してみます。

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◎Short Eat(テイクアウトのお手軽軽食。春巻きみたいなもの。)の包み紙がおもしろい

お昼はほぼ毎日食べてたShort Eats。屋台やパン屋さんで気軽に買えるし、安い!!おいしいのはもちろん、ひそかに楽しみだったのはその包み紙。普通に新聞紙のときもあれば、学校のテキストみたいなものだったり、あるときは「テストの解答用紙」。

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すばらしいリサイクル精神です。 しかしどうやって回収してるんだ???

◎路線バスがファンキー

日本の味気ないバスとうってかわって、どのバスも運転手の個性が全面に出まくり。朝からハイテンションな音楽はガンガンにかかってるわ(本格的スピーカー標準装備)、お花や電飾ギラギラな仏像の飾りはあるわ。中でも一番気に入ったのは、天井に大きく描かれた人魚の絵があるバス。遊び心満載です。

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・・・ と、挙げだしたらキリがなくなるくらい、小さな島にギューーーーッッッと魅力がたくさん詰まった宝石箱のような国でした。

そしてもちろん旅を通じて再認識した宿の大切さ。やっぱり、外国人旅行者にとっては、観光地の良さも大切だけどそれ以上に毎晩ゆっくり安心して眠れる場所って本当に大切だし、現地の活きた情報がどこで一番手に入れやすいかって、それはやっぱり宿。各お宿のオーナーさんたちと毎回お話して、たくさん刺激と勉強をしてきました。もっともっといいホスト、ゲストハウスになるように、これからも楽しみながらがんばっていこう。やっぱり時々旅人に戻って、外に出ないといかんね。

ということで、泉ゲストハウス営業再開中!ビミョーにスリランカギャラリーもしばし開催中。お気持ち程度だけど。笑。

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